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自分にとって最高の人生を生きるために
From 工藤 謙治
To 若手スタッフさん
年末年始、メリハリをつけてゆっくりと休んだ人もいれば、
溜まった仕事を地道に進めた人や
普段できない勉強や学びに時間を使った人もいると思います。
はい、どんな時間を過ごしても、責任を取るのは全て自分です。
自分が過ごしてきた時間の蓄積が今の自分を作ります。
いうまでもなく、今回の年末年始の過ごし方も、未来の自分を作るわけです。
寝正月や地元の仲間との飲み会といった一般的な年末年始を過ごした人は、
毎年慣例化された楽しい思い出と体脂肪増加という結果が手に入ります。
対して、目標をもって仕事もしくは何かを学んだ人はその結果が手に入ります。
なにか特定の分野の書籍を1冊2時間ほどで読めるとして、
年末年始で少なくとも5~10冊ほど読めば、体脂肪ではなく知識が増加します。
仕事に本気で取り組んだら、経験という結果が手に入ります。
あなたが過ごした時間の蓄積があなたの未来を作り、
その時間の使い方・質はあなたが自ら選択していることを忘れないでください。
多くの人は、お金が欲しい、ダイエットしたい、自由になりたい、旅行に行きたい、モテたい、
たい、たい、たい、と”口では”言います。
口にしなくても、”できれば”こんな未来がほしいという希望は誰もが持っています。
とてもわかりやすい事例として、あえて年収というものを例えにしますが、
現在給与所得で生活しているならば、まず誰もが年収1000万円に憧れがあると思います。
1000万円というのは、一般的な年収からみれば桁が違うし、そこそこ裕福というイメージがあります。
では、年収1000万円の人って労働人口のうち何%だと思いますか?
↓ DODAが年収のリアル統計を出しています。
この統計によると、20代で年収1000万円以上の所得の人は0.2%だそうです。
1000人に2人です。
(1000万円”以上”ですから3000万円5000万円1億円とぶっ飛んだ人も入っています)
50代でようやく15.4%となっていますが、
今の50代は景気が良かったころの恩恵を受けていたので、
年齢的に多いというよりは時代として多いのでしょう。
この世代が労働人口から外れたら、次の世代では10%を下回ってくるはずです。
↓ こちらは2017年 国税庁「民間給与実態統計調査」をもとに給与階級別の年収状況を算出したものです。
年収1000万円以上は約4%です。”以上”ですよ。
全労働人口なので20代も50代もごちゃまぜでの年収です。
年収なので、残業代や賞与などすべて加味された金額でこの数字です。
なにがいいたいのかというと、
1000万円であっても壁は相当高いということです。
みんな、なんとなく年収1000万円と言います。
では、どれだけの人にその実力があるでしょうか。
またどれだけの人が本気でそこを目指しているでしょうか。
ウィンキューブの中野オフィスメンバーはまだ若く20代~30代前半が中心なので、
当てはまる一般的な年収の割合からみると20代0.2%、30代1.5%が1000万円以上になります。
ざっくり30代以下のTOP1%が1000万円を超えていると考えていいと思います。
では1000万円になりたいと口にする人、頭に描いている人は
同世代の労働人口のTOP1%に入るだけの行動、学び、努力をしてきていますか?
おそらく自信をもってYESと言える人はほぼいないでしょう。
みんな、口ではああなりたい、こうなりたい、と言うだけ言います。
年収1000万円になりたい、ダイエットして痩せたい、自由になりたい、、、たい、、たい、、
でも、実際は行動をしない。努力をしない。
代償を支払わないのです。
僕は昔からちょっと頭がおかしいタイプで、
なんでもいいから月100万円を稼げる人になりたいと思って毎日必死でした。
18歳で家出して、親からの仕送りもなく奨学金とアルバイトで生活しながら
なんとか大学を卒業し、紆余曲折あって今に至ります。
過去を振り返って全部が全部努力や行動の塊だったかというと、
もちろん腑抜けていた時期もありますし、
怠けて人並な時間を過ごしたこともたくさんあります。
でも、僕は普通の人から見ると頑張ってきたと思います。
サラリーマン時代も朝5時に起きて始発で新宿にいって、
漫画喫茶で勉強や調べ物をしていました。
電車ではなるべく本を読み、音声教材を聞きながら、
一歩でも目標に近付こうともがいていました。
コールセンターで働いていたときも、
「こんなコールセンターごときの仕事でフロア1位取らないと僕はザコだ」と思って、
頑張っても給料は変わりませんが一生懸命考えて働いていました。
正月だってまともに休んだことはありません。他の人が休んでいるときが勝負。
才能がないんだから少しでも多く学んで経験しないといけないと思い、行動していました。
もちろん真剣です。
(会社が軌道に乗りきってからは多少ゆっくり過ごしています)
当時の積み重ねが、今の僕の感性や能力を作り上げたと思います。
(強運だったとも思います)
僕だけ1日48時間あったわけではないし、睡眠も5~6時間はとってきました。
IQが高いわけでもありません。
スタート地点だって、まったくもって有利じゃなかったです。
18歳のときの家出がてらの新聞奨学生から始まり、
知り合いがひとりも居ない東京でゼロからやってきて、
大学時代はアルバイトばかりでしたし、
社会に出てもまともな会社に1年以上勤めたこともありません。
それでも、目標に向かって模索し、行動をやめず、
失敗しながらもうまくいく方法を探してきました。
26歳のとき、幸いインターネットを活用した集客・マーケティングに携わることができ、
そこから更に地道に学び、実践し、たったひとりで起業しました。
個人事業から始まり、軍資金は30万円とクレジットカードのキャッシング枠10万円×2だけです。
決して順風満帆ではなかったし、行き詰まったこともたくさんあったけど、
目一杯全部出しきってきました。
いま、僕は多くのものを手に入れたし、まだまだ大きく成長していきたい。
僕の情熱は毎日尽きません。
自分の人生を、自分の価値観によって豊かにしていく、
そのど真ん中付近に会社の成長というのがあるから、今でもチャレンジしています。
このまま逃げ切り引退、リタイアなんて微塵も考えていません(笑)
もっともっと会社を成長させる過程で僕も成長し、
社会に価値を提供し、価値ある自分になりたいという価値観があるから、
自己統制してチャレンジすることが毎日を充実させているのです。
僕の話はどうでもよくて、大事なのはあなたの人生です。
あなたの人生はあなたにしか変えられないからです。
まだ1月が始まったばかりです。
自分の人生の目的・価値観は見えていますか?
自分で自分の人生にリクエストは出していますか?
そのお代を払う覚悟はありますか?
人より大きなことを成し遂げる、人より自由に生きるには、
人と同じ行動していても結果は出ません。
人の何倍も努力して、運もあいまって初めて手に入るのが現実です。
別に年収なんて人生を幸せに生きる要素のひとつに過ぎません。
どんな人生を過ごしてもあなたの人生です。
ぶっちゃけ僕には関係ありません。
ただ、たった一度の人生、二度ない人生、
どうせだったら濃密ないろいろな経験をし、
自分の価値観を満たせるような毎日を送ってほしいと思います。
やりがいのある仕事であればそれはそれでいいし、
メリハリをつけて私生活を充実させたければ
限られた中で経済的な豊かさを目指せばよい。
今回の記事で伝えたいことは、
・あなたが思っている以上に現実は厳しい。
・年収というわかりやすい一面を見ても、なんとなく目標にしている数字がどれだけ高い壁か。
でも超えていく人は少数派だけど一定数いる。
・どんな分野でも頭ひとつ抜き出る結果を残している人は、
その分野で誰にも負けない努力(意識、時間、体力)をしている。
ということです。
最近は、働き方改革、ワークバランスなどという価値観が広がってきていますが、
バランスをとって他の人と同じような時間を過ごしていては、結果が出るわけがないのです。
誰が考えてもわかります。
ストレス耐性や自分の統制力を高めていくためにも、若い内は特に量稽古が必要でしょう。
僕がこの立場でこういう記事を書くと、なら全部時給・日給出せとか、
サービス残業だとかブラック企業だとか思う人がいるかもしれません。
非常に厳しい言い方だけど、
そういう思考回路では所詮働かされている意識が抜けず、
成長も鈍化してしまうし、結果につながりません。
そもそも自分の価値観・人生を満たすための行動(努力)であれば、
それ自体が充実していることで、いずれ実りが大きくなるのです。
将来の自分を大事にしたい、
将来もっと、自分、家族、恋人、友達、社会に影響力を与える人財になりたいと思っているなら、
時間の使い方はよりシビアに精度をあげていくことをおすすめします。
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