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201812/14

飲み会にいかない理由

 

From クドウケンジ

 

 To 古株スタッフさん

 

 

忘年会シーズンですね。

 

社内、個人間、学生時代の友達と忘年会が多い時期です。

21時以降新宿を歩けば、

忘年会で酔っぱらったサラリーマンがハメを外して

盛り上がっている光景を目にします。

 

 

今年、僕はホールディングスと人事部の飲み会以外には参加しません。

各チーム・会社からたくさんお誘いをいただいていますが、どれにも参加いたしません。

 

 

古株のスタッフさんは、

 

「工藤が偉くなって変わった、、」

「工藤は冷たくなった、、最近飲みに付き合わなくなった」

「忘年会すら来なくなった、、せっかくの忘年会なのに」

 

こんな感覚を覚えているのではないでしょうか。

 

 

結論から言うと、

今の工藤の立場で内定者や新卒、入ったばかりの中途の方が集まる飲み会に参加することは、

僕の性格を考えるとプラスよりもマイナスの影響のほうが明らかに大きい。

 

 

そもそも会社というのは営利目的であり、

特定のサービス・商品を世の中に提供することで適正利益を獲得し、

それを会社のスタッフで給与ルールに基づいて分配するという仕組みです。

営利目的なのです。

 

みなさんはライバルひしめく経済社会の中で

毎日上司や先輩にケツを蹴られて、がんばって働いているわけです。

 

サークルや町内会、学生時代の友人同士の飲み会とは全く違うのです。

ここを混同しないでほしいです。

 

 

僕自身は働いていらっしゃる方全員と酒を飲んで

バカみたいな恋愛話をして、ひとりひとりの家族状況まで聞いて、

ひとりひとりに配慮した経営を行いたいと思う部分はあります。

 

会社が小さかったころは、それができました。

僕も毎日会社に行き現場の指揮をとっていたためスタッフさんとの距離も近く、

お互いの人間性や性格、飲み会での振る舞いなどをよく理解していたので

問題は少なかったのです。

 

 

僕が飲み会にいかない理由 : 幹部にも同じ理由が当てはまるので気をつけてください。

 

 

1,全員の話をきくのは時間的に無理だから。

 

― 組織が大きくなり、新しい人たちとは入社時の挨拶以外で会話することがほぼなくなりましたし、

僕も業務が現場ではないので

実際どこのチーム所属なのか、名前も完全にわからない人が増えてきました。

 

そんなよそよそしい状況では、飲み会でお会いしても

「はじめまして……会社はどうですか、、」くらいしか聞けないし、

深い話をいきなり聞けるような人間性もない。

 

つまり、物理的・時間的に昔のように全員と仲良く交流することができないのです。

 

 

2,組織に階層が完成され、僕には評価権限、業務における指導権限がないから。

 

― 実質的に組織階級が離れているスタッフの方に対して

僕がマネジメントしたり評価を与えたりすることは、

現在の組織では絶対にNGです。

評価・マネジメント・育成というのは

基本的には上司、もしくは教育部が責務を負っているので、

一個人の意見を飲み会の場などで小耳に挟んだ程度で僕が口先介入したら大変です。

 

日々、仕事上で厳しく辛抱強く教育している上司とは

過ごしている時間・見ている業務の量が違うので、

仕事も現場も状況もわかっていない僕が

間違って上司の悪口や批判を真に受けて上司に指導するようなことがあれば、

上司の日々の教育や位置認識が台無しです。

 

そもそも僕は下位グレードの新しいスタッフさんの評価に口を出せない仕組みですので、

僕に媚を売ろうが文句を言おうが、評価するのは直上長なのです。

僕の権限で評価を変えることはしませんし、

下位グレードのスタッフさんには、仕事上での僕の影響というのは直接的にはないと言えます。

 

 

3,僕自身がお調子者であり、酒を飲むとアホな行動を取りがちだから。

 

― 僕自身お酒は好きな方ですので、

昔のように酒を飲んで他愛もない恋愛話や冗談を言い合えるような関係は今でも楽しいです。

ただ、お酒が入ると人はどうしても気持ちが大きくなってしまったり、

冷静さを欠いて普段は言わないことを言ってしまったり、時には愚痴も出ます。

 

自覚はありますが僕は酒癖がさほどよくなく、

酒を飲むと彼は昔こうだった、ああだった、あそこの会社はどうだこうだと

愚痴というか批評するくせがあります。

もしくはお酒の勢いに任せて、一気飲みを推奨したり、

自分が一気飲みしたりと、お調子者の一面もあります。

 

古株さんや、僕の内面・癖を理解している人は受け流せるでしょうが、

新しいスタッフさん、下位グレードのスタッフさんだと接する時間が少ないので

そういう良くない一面を切り取って印象を作ってしまいます。

 

僕がよくない振る舞いをすると、

それが許される会社、羽目を外しても良い会社というのが通ってしまいます。

交流の少ないスタッフさんからすると

僕の立ち居振る舞いというのはそれくらい影響が大きいのです。

 

 

飲んで仲良くするのは良いこと。

人間関係が良好であることは素晴らしい。

しかしここは営利目的の会社です。

 

組織によって役割が決められ、責任に応じた結果と給与が設定されています。

上司は部下を育成し、時には厳しく教育しなければ、

その若いスタッフの未来にも悪いですし、会社組織としても弱くなります。

 

どんな会社でも組織の中で働く以上、

役職という位置が定められ、売上責任と育成責任、成長責任を負います。

それらはただの仲良し小好しでは達成できません。

 

 

僕自身もひとりひとりの性格、家族、仕事感を把握できて

全員が仲良くあることがベストであることはわかりますが、

それは現在の組織の大きさでは無理ですし、逆に生産性を下げます。

大事なのは直上長と直部下、そのチーム間でのチームワークです。

 

 

チームやグレードが違うスタッフと仲良くすることは構いません。

人間同士の付き合いならばよいです。

しかし、業務上のメリットはさほどありません。

組織が大きくなってきたからこそ、意味がなくなっていくのです。

 

社員旅行や大忘年会などの大人数でのイベントは楽しく、

全体的に”なんとなく”交流ができると思いますが、

実際の業務での生産性や影響を客観視するとほとんど意味がなくなっています。

そんな時間と予算があれば、チームや直上長、直部下との交流に時間を割くべきです。

 

 

僕自身本当は、昔のようにアホみたいに飲んで楽しく忘年会をしたいですが、

「記憶がなくなるほど飲んで忘年する」とか言って夜中まで飲み歩いた時代は終わったのです。

 

僕だけではありません。

幹部の方、部下を持つ方は、組織が新しいステージにいることを忘れずに、

忘年会でも目的をもって楽しく飲んでください。

 

 

 

 

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