© 工藤謙治公式ブログ|ウィンキューブホールディングス代表のサイト All rights reserved.
不安を課題に変えよう
From クドウケンジ
今回も短くサクッとお伝えします。
テーマは「不安」について。
WCHで働くスタッフさんに限らず、誰もが『不安』を抱えています。
人それぞれ様々な分野に不安を持って生きています。
不安のない人ってほとんどいないと思うんですよね。
・近未来、将来的な経済面での不安
・結婚や恋愛についての不安
・人間関係についての不安
・健康に関しての不安
・自分のキャリア・人生設計についての不安
本当に様々で、人の価値観や状態、ステージによってバラバラです。
大事なことは、不安に支配されたときに
落ち込んでしまったり、足を止めてしまわないことです。
僕も含め多くの人は不安に襲われると落ち込み、心が苦しくなります。
ストレスがかかり、生産性が明らかに下がります。
不安は、なぜ不安なのでしょうか?
答えは、不安が不安のままだからです。
解消方法は1つ。
不安を分析し、課題に変えていくことです。
まず、何に対して不安を感じるのか
その答えを細分化し明確にしていきます。
老後の生活が不安だ → 老後いくら必要なのか? 年金は今のまま行くといくらもらえるのか? どれくらいの生活を送りたいのか? 老後の月の生活費は?
将来結婚できるのか・恋人ができるのか不安だ → どんな人が条件で、理想と妥協ラインはどこか。 何歳までにしたいのか? 結婚・恋愛に何を望むのか?
なるべく細かく自分の答えを書き出していきます。
ポイントは頭の中で考えないこと。紙やPCに書き出しながら考えることです。
僕もほぼ毎日自分の思考をノートに書き出し、
時にはマインドマップを使って分析しています。
そして、なるべく定量化・定数化して、明確にしていきます。
そこから
1,今の自分が努力・時間配分等でコントロールできるもの
と
2,社会的な事情、現在の致し方ない事情、過去、他人など自分の影響力ではコントロールできないもの
に分けます。
多くの人は、今の自分の影響力でコントロールできること と コントロールできないことの区別が曖昧です。
自分がコントロールできないことについて無駄に不安を抱えています。
コントロールできないことに不安を感じでもコントロールできません(笑)
明日の天候、将来の日本の景気、過去 他人の気持ち……
よく考えるとコントロールできないことはたくさんあります。
逆に、、
自分の行動や考え方、捉え方、時間配分を変えることで
コントロールできる可能性があるものがあります。こちらにフォーカスします。
その不安を解決に近づけるために、自分ができることはなんだろう。
その不安を解決に近づけるために、自分の影響力が及ぶ範囲はどこまでだろうか。
・宝くじを当てる
→当てることはコントロールできませんが、買う場所や買う枚数をコントロールすることはできます
・ステキな恋人をつくる
→美男美女・好条件な異性を直接惚れさせる魔法はありません。振り向いてもらうために自分が魅力的になるよう、自分をコントロールします。
・将来、若くありたい、老けたくない、健康でありたい
→老化を止めることはできませんし、ガン、交通事故、突然死など起こり得ますが、自分の今の運動習慣、食事、睡眠、収入、時間的余裕を変えることでコントロールできる部分もあります。
不安を課題に変えるための秘策は、タスク化です。
「不安を解決に近づけるための行動」を具体化し課題として捉え、それをタスク化することです。
タスク化はいずれ習慣になり、人生を変え、不安を消し去ります。
なにより、今日このタスクをすることで解決に近づいている実感があります。
この実感が不安を遠ざけるのです。
そのタスク・行動を継続すれば不安が解決に向かう、という感覚が大事なのです。
・今日も怠けずにがんばって目一杯働いた。将来の経済的不安の解決のためにできることは今日やりきった → OK
・将来の結婚・恋愛のために、そういうジャンルの本を読んだ、美容室行った、運動した、行動した、時間を確保した → OK
タスクをこなすことで、毎日そこに向かっているという実感を持つことが大切です。
とはいえ、人間なので不安に苛まれ、押しつぶされそうになる感情変化はどうしても起きてしまいます。
感情が落ち込んでしまったとき、どうしても時間にしか解決できない部分もでてきます。
でも不安を不安のままにしていると、ずっと闇の中から抜けられません。
不安を課題にし、タスク化し、自分の影響力の範囲を考え、今日できること、明日できること、自分がコントロールできる部分にフォーカスして行動することが大事なのです。
現在不安を持っているならば、課題をタスク化し、
自分がコントロールできる範囲を今一度考えてみてください。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。