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収入と幸福度の相関関係

 

To ウィンキューブで働くスタッフさん

From 工藤謙治

 

いろいろ伝えたいこと、表現したいことはあるのですが、
なかなか文章がまとまらず時間が経ってしまいました。

かっこよく書くことよりも、
要点を伝え、更新の頻度を上げていこうと思います。

 

先日、新宿の紀伊國屋書店に立ち寄った際に、
池上彰さんの【「結婚」「お金」「仕事」についての疑問に答えます!】という書籍が目に留まりました。

僕自身、仕事、結婚、収入というものに悩み、
うまくいかない現実に向き合っていたので
なにかヒントになればと思い購入しました。

 

人間本来の欲と現代の歪められた価値観のようなものが
池上彰さんらしいわかりやすい解説で語られています。

いろいろなテーマが書かれていましたが、
ここで全部書くわけにはいかないので一番伝えたいことだけにします。
中野オフィスの休憩室に置いておきますので、
興味があれば読んでみてください。

 

今回伝えたいことは『収入そのものでは幸せは手に入らない』ということです。

 

↓ 池上さんの本に載っていたデータと同じような記事を見つけました。

年収800万円を超えると幸福度は上昇しなくなる

年収1000万は幸せでもない?幸福度グラフから見る相関、年収と幸福度は比例しない!

年収400万円以下の世帯の幸福度が低いことは、
誰もが推測することができると思います。

世帯年収で400万円以下というのは、
生活資金に困り、人並みの生活が送れず、
貧しさや不自由を感じる機会が増えるので当たり前です。

 

注目してほしいのは、
“世帯年収400-600万円“と“世帯年収800-1000万円“の幸福度の差。
予想以上に小さく、グラフで見るとほぼ横ばいなのです。
年収1000-1200万円になると少し上昇しますが、その先は降下しています。
収入は上がっているのに幸福度が下がるという面白い統計です。

 

先程のURLでは世帯年収800万円がティッピング・ポイントであると記載されています。

収入の限界効用逓減の法則が働いているのです。

限界効用逓減の法則とは?
↑ こちらの記事のパンケーキの例がわかりやすいです。

ざっくり言うと、
ある一定の水準を超えると費用対効果が悪くなるということです。

 

池上さんの書籍には、もうひとつおもしろいデータがありました。

 

・年収400万円世帯
(平均より少し低い収入世帯)

・年収800万円世帯
(限界効用逓減が働き、幸福度が一時最大化する収入世帯)

 

この2つの収入世帯に属する女性300人へのアンケートです。

 

年収400万円世帯 幸せだと感じる瞬間ベスト3

1位 夫婦の時間・会話

2位 夫の気遣い・優しさ

3位 子供の存在

 

年収800万円世帯 幸せだと感じる瞬間ベスト3

1位 夫婦の時間・会話

2位 夫の気遣い・優しさ

3位 子供の存在

 

全く同じ結果になったのです。

質問の仕方や選択肢がどうなっていたのか不明ですが、
800万円世帯でも「高いものを買えることが幸せ」という回答はほとんどなかったそうです。

 

つまり、世帯年収が400万円だろうが800万円だろうが、
結局人間は”身近な人との関係性に幸福を感じる”ということ。

いくらお金があっても、
夫婦間の会話がない、配偶者や子供の愛情を感じられないと
幸福感が大きく下がるということです。

 

 

僕はいつも幹部にこう言います。

人間は人の間と書く

人間は、人と人の間で初めて存在価値が発揮され、

周囲との関係性の中で自分の存在意義を見出し、

幸福度を感じる生き物なのです。

 

どんなにお金があっても、ひとりで友達もいなければ寂しいものです。

どんなにお家柄がよくお金持ちで、物質的に満たされたとしても、
夫婦の愛情や親子関係が破綻していれば、それは幸福ではありません。

お金が一定以上なければ幸福度は低いですが、

お金がたくさんあるからといって幸福になれるとも限りません。

 

お金を稼ぐことは素晴らしいです。
それだけの努力をした証拠であり、社会に貢献している証明でもあります。

お金があれば便利ですし、選択肢が増えます。
あるに越したことはないです。

 

でもお金を持っていること自体は
幸福度と直接的な相関関係はありません。

どんどん稼いだからといって、
無限に幸せになれるわけではないのです。

 

先ほど提示したリンクのグラフでは、
1200万円以上は幸福度が下がっていきます。

それは、

残業・土日勤務など時間的な拘束が多くなることや
責任(プレッシャー)が増加することで
いちばん重要な配偶者や子供との時間を満喫できないからでしょう。

 

お金を一定以上稼いでも意味がないということを言いたいわけではありません。
お金は稼ぐ実力や理由があるなら稼ぐべきものですし、
あって困ることはありません。

 

家柄や周囲からの視線も気になるかもしれません。
競争を勝ち抜くことで得られる優越感、成長、収入、これも大事です。

ただ、幸福度を考えたらそれよりも優先するべきものはあるでしょ!という話です。

 

本には載っていませんでしたが、
年収3000万円以上の世帯で同じアンケートをとれば、

 

1位 夫婦の時間・会話

2位 夫の気遣い・優しさ

3位 子供の存在

この比率がさらに1位2位3位に偏ると思います。

ティッピング・ポイントを超えて豊かであればあるほど
収入よりも人間関係のほうが大事だと気が付くでしょう。

 

人間は幸せになるために生まれてきたのです。
まず自分自身の幸せを考え、
そのあとに家族、友達、仲間、知り合い、社会と幸せの輪を拡大していくべきです。

自分が幸せじゃないと、周囲を本当の意味で幸せにはできません。

長期的な不安を取り除く意味でも、一定水準の収入は必要だと思います。

 

東京だと世帯年収で最低600万円、理想は800万円でしょう。
ここまでは若いうちにがんばって稼いでほしいところ。

 

それと同時に、お金だけじゃなく
配偶者や恋人との時間、もしくは配偶者選びなど、
よい人間関係を作るために時間と意識を費やしてほしいものです。

 

ウィンキューブグループではそれぞれの仕事で結果点が明確で、
それぞれが目標達成のために毎日必死だと思います。

なぜ自分は必死に働くのか
なんのために働いているのか
この先に幸福感はあるのか

そこまで考えて人生設計、キャリア設計をおこなってほしいです。

 

 

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