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収入の質と安定

FROM:工藤謙治


前回の記事でビジネスの寿命的な話をしたと思いますので、
今回は個人の収入の質についてお伝えしたいです。

日本人は特にお金について直視することを嫌い、
『お金の話』を避けて通りたい民族性です。

日本は先進国の中では、
ファイナンシャルインテリジェンス(お金に関する教育)が最低
とまで言われるくらいです。

政府のみえざる方針なのか、
戦後の記憶なのか貯蓄が大好きで、
投資というものにも後ろ向きで
とにかく堅実に働くことを美徳とする傾向があります。

でも、はっきり言って
『お金の話』はとてもとてもとても大事なことです。

日本は当たり前ですが資本主義の国です。
資本主義とは貨幣経済においてお金を持っている人が
圧倒的に有利になるようにできています。

もちろん仕事はお金のためだけではなく、
やりがい、ミッション(使命感)、挑戦、趣味の延長など
ざまざま報酬もありますが、
多かれ少なかれ多くの人はお金のために仕事をしている一面があります。

試しに今の仕事、もしくはこれから選ぶ会社の給与が半分しかもらえないなら
その仕事で働くのか?と問いてほしい。

保育士不足の根本原因はなにか、、
僕は、給料が安いから保育士になりたい人がいない、
もしくはなりたいけど生活が貧しくなるからやれないという人が多いはずだと思う。

つまり、お金というのは必要不可欠であり、
誰もができれば少しでも多く貰いたい、獲得したいと思っているはずです。

 

僕の仕事における仕事と仕事に対する対価イメージはこうだ。

・収入が少ない、生活ができない状態
お金の報酬   心の報酬 (やりがい、ミッション(使命感)、挑戦、趣味の延長)

・収入が生活水準ギリギリの状態
お金の報酬   心の報酬

・ある程度ゆとりを持てる状態
お金の報酬   心の報酬

・有り余るほどの収入がある状態
お金の報酬   心の報酬

 

大事なことは早く実力をつける、すこしでも良い仕事につき、
よい収入の質と安定性の高い状態を構築し、
なおかつ心の報酬を得ていってほしいということ。

できるならばお金の報酬心の報酬
同時に手に入るような仕事につくべきだと思う。

そう、本日は収入の質と安定性の話です。

普通にサラリーマン生活を送っているとなかなか気が付かないですが、
収入には『質』があって『安定性』が違うということ。

ロバート・キヨサキは著書「金持ち父さん・貧乏父さん」で
収入に関して的確でわかりやすい分類を使います。
キャッシュフロークワドラントという概念です。

E:従業員(サラリーマン、OL、公務員)

S:自営業(中小企業社長、プロスポーツ選手、公認会計士、医師、弁護士)

===<金持ちの壁>===

B:ビジネスオーナー(不動産経営者、印税収入、ビッグビジネスオーナー)

I:投資家(一度に数億を動かすレベルの投資家)

もしかしたら聞いたこと、見たことがるかもしれません。
興味があればインターネットを検索すればたくさん情報がでますし、
本でも読んでみると良いです。

この概念は、権利収入、不労所得を得て若くして引退することを美徳とするような、
アメリカ的な発想のもと作られたものだけど、本質はまったくもって正しい。

この4つのクワドラントでは収入の質が異なり、
安定性、金額、可能性がそれぞれ違います。

権利収入、不労所得、幕体な利益を得ることは
ほんの一握りの人たちなので、今日はその方法は触れずに
長期的に安定して働きながらも収入を得ていく視点で話を勧めます。

働きながら収入を得るのがEクワドラント<従業員(サラリーマン、OL、公務員)>
個人事業や1人+アルファなら、
クワドラントS<中小企業社長、プロスポーツ選手、公認会計士、医師、弁護士>です。

ここの収入の質・安定感というのが、
これから転職、学生が就職活動をする上で頭に入れておいたほう良いことになります。

多くの人は『給与に質があるのか?』『給与は給与だろ』と思いますし、
個人事業や小さな社長さんは毎月とれる収入が変動する可能性が高いので
『不安定さ』を感じもつことでしょう。

わかりやすい事例は
クワドラントSのプロ野球選手をイメージしてみてほしい。

今をときめく超一流野球選手:二刀流の大谷選手の年俸は2,7億円だそうです。
すごい金額ですよね。
一般のサラリーマンでは絶対にもらえない金額です。

しかし、質と安定性の視点で見ると、
そもそもプロ野球の第一線で活躍できるのも長くて10年でしょう。

収入は高いですが、引退後はコーチや監督、
テレビタレントなどの道はあるとしても収入は愕然と下がり、さらに不安定になっていきます。

野球に限らず華やかに見えるプロスポーツ選手は、
超一流選手の年俸は破格ですが、超一流選手以外はそれほど収入も高くはなく、
安定性も低い収入の質といえます。

野球選手時代に打楽の年俸を受け取っていた選手でも引退後、
収入の不安定さや逆に野球以外のスキルやキャリアがまったくないので、
一般職にもつけません。

クワドラントSにはそういった特性があります。

今流行のユーチューバーもクワドランドSにあたります。
すごいユーチューバーの方は年収が1億円以上もあるそうです。
羨ましいですね。

しかしこれも収入の質と安定性という視点で見てみましょう。

世間でユーチューバーと言う言葉が普及したのは2015年頃でしょう。
スマホバブルもありyoutubeの認知度が飛躍的に高まった時期です。

ちょっとイメージしてください。

5年後も10年後もユーチューバーは今と同じような手法で
同じような収入を得られるでしょうか。

ほぼほぼ無理です。

前回の記事でも書きましたが、ビジネスには寿命があります。
すでにたくさん現れていますがユーチューバーと呼ばれる人、
目指す人が急増しており、すぐに飽和していくでしょう。

儲かる、人気職、憧れ職と言うのはすぐにライバルが増えて利益を削られます。
そして、時代がユーチューブそのものから動いていくでしょう。

すでに新しい動画メディアはたくさん登場しており、
ユーチューブの牙城を崩しにかかっています。

そもそも彼らはインターネット上のミニ芸能人のようなものなので、
媒体が変わっても世間の注目を引き続けること、
目立つことをやり続ける事ができれば消えないかもしれませんが、
やり続けないといけないのです。

毎回毎回ライバルが増えるなか、おもしろいこと、
世間が注目してくれることをやり続けないと収入が途絶えてしまいます。

まったく収入にならなくても、
趣味の延長線上でやれるようなユーチューバーならいいかもしれませんが、
そのうちユーチューバーという言葉すら時代とともに消え去っていくでしょう。

つまり、ユーチューバーの収入の質もプロ野球選手と同じで不安定なので、
そこまで良いとはいえません。

やりがいや、仕事そのものの面白さを別において考えたとき、
収入は多いほうがよく見えますが、
その質(長期的な展望)と安定性(ボラティリティ)というのはかなり差があります。

同じクワドランドSでも、医者や弁護士などの個人事業代表または小規模企業主は
30年後も仕事自体はなくならないので仕事が安定して確保、
依頼を受けることができるならば
安定性はすこし下がりますが、質としては悪くはないですね。

収入の質と安定性を見る上で考えるべき視点は2つ、

1,10年後、30年後もその仕事、スキルで収入を得ることができるのか?

2,毎月の変動はどれくらいあるのか?

ということです。

クワドラントEからクワドラントSに独立したり、
プロとして活動すると収入は増えますが、質と安定性は一般的に大きく下がります。

クワドラントEはいわゆるサラリーマン(給与所得生活者)のゾーンで
収入は一定であり、努めている会社の状況利益状況にかかわらず、
基本的には一定額以上の給与を受け取れる収入です。

一般的にサラリーマンは、
他のクラドラント(ビジネスオーナー、個人事業主、投資家など)と比べると
下に見られることがありますが、そんなことはありません。

安定性は抜群ですし、上限はあるものの普通以上の会社・組織に勤めて、
普通以上の頑張り、成長を普通に目指せば年収600万円以上は難しくないですし、
年収1000万円ラインは十二分に目指せるのです。

問題はどこで働くのか、どこから給与をもらうのか、そこで頑張っていけるのか、
という個人個人の問題です。

日本でもこのクワドラントで考えるとサラリーマン人口が圧倒的に多いので、
一番目立ち、給与所得が低い人の数も多く、
そういった給与層の方々が務める場所は一般的に低賃金であり、
キャリアビジョンや成長ビジョンも曖昧なものが多く、
自分の人生について考えて努力する人の割合が少ないのも現実です。

クワドラントEのサラリーマン層で働く場所や成長について真剣に捉えられる人は、
高給であり、安定しており、福利厚生、勤務時間の固定化、休日の明確化など
メリットもとても多いのです。

実際、クワドラントSの個人事業やプロフェッショナル、
クワドラントBのビジネスオーナーたちは、
先に説明した毎月・毎年の収入ボラティリティや長期的な保証という面で
サラリーマンよりも圧倒的に不利であり、
仕事と私生活は混同し、私生活がうまくいかないケースも多いのが実情です。

僕が考えるこれから仕事を考える転職組、新卒チームは
まず安定した将来性のある、
そして自分のキャリアが描ける会社に務める、

そして実力をつけ経験を積み、
社会に必要とされるレベルまで自分を成長させる、

そして、必要性があれば
クワドラントSの個人事業や小規模企業として、
長期的に安定する可能性が高いビジネス・仕事で収入を得ていくこと
もっともよいでしょう。

その先に、
クワドラントB(ビジネスオーナー)クワドラントI(投資家)が見えてくる。

僕、工藤謙治はコピーライティングとマーケティンを追求することで、
クワドラントB(ビジネスオーナー)とクワドラントI(投資家)そして、
やりがいと自発的な活動としてクワドラントS(小規模企業社長)という
3つの収入を得て、
毎日充実して自分なりに満足行く人生を送っています。

まさに僕は20代後半からこのクワドラントを1つ1つ経験し、移動し、
すべてのクワドラントの収入の質を体験し、手にしたから言えるのです。

まず若いうちは自分の人生ヴィジョンをしっかりと描ける職場で働き、
安定性を確保しつつも実力をつけることからすべてが始まります。

結局、楽して人より豊かに生きることはできないのです。

前回ビジネスの寿命という話でもお伝えしましたが、
楽に儲かるものはすぐにライバルが増え飽和したり、
法的に規制されたり、ブームが去ってしまったりと短命なのです。

誰でもできる自分の成長に真剣に向き合い、
自分自身が人間として、職業人として、
その道で人が高額対価として認めてくれるところまで頑張れる人
長期的には安定し、勝ち続けます。

その意味では、
僕らがやっているマーケッター、コピーライターというのは素晴らしい職種だと思う。

どこの会社でも需要があり、
努力次第ではほどほどの頭脳であったとしても勝ち上がれ、年収も高く設定され、
転職、独立にも圧倒的な有利なスキルが身につくからです。

さらにマーケティングの本質、コピーライティングの本質の先には
クワドラントB(ビジネスオーナー)も十分に狙え、
人に感謝されながら時代に左右されずに長期的に人に感謝されながら、
やりがいを持って豊かな生活(高い給与、報酬)を得られる数少ない職種だと思います。

収入の質と安定性を考えたときに、
自分らしく、やりがいを持ち、
お金の報酬 + 心の報酬 を同時に得られ、
自分で収入をコントロールできるこのスキルはかけがいのない仕事なのです。

是非、『収入の質と安定性』という視点を会社選び、
仕事選びに取り入れてみてほしいです。

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